■笑顔の力

 

今朝、道を歩いていると、にこにこしている人とすれ違った。「満面の笑み」だった。さらに進むと、十分ほどして別の「喜色」に出会った。

行き交う人たちを観察しても、楽しそうに歩いている人とは、ほとんど出会わない。今日は珍しいことが続いたものだ。

ほんの何秒かの時間だったが、笑顔を見て、その人の喜びが伝わってくるようだった。それと同時に、自分はどんな顔をして歩いているのかが気になった。

聖書には、「喜ぶ」という言葉が約800回出てくるそうだ。4章しかない「ピリピ人への手紙」の中では、「喜びなさい」という命令が16回繰り返されている。

それだけ反復して言われなければならないほど、喜べない現実があるということか。すでに喜んでいる人には、喜びなさいと勧める必要はない。

赤ちゃんをあやして、笑ってくれると、嬉しいものだ。僕たちの天の父も、僕たちの笑顔が見たいんだな、と思う。

眉間にしわを寄せていないで、神に愛される子どもとして、いつも笑顔を見せる者でありたいなあ。

 

第1テサロニケ5章16-18節
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、 キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。