■3種類のアプローチ

 

先日、友人の看護士から、どのようにしてイエス様を信じるようになったかという話を聞いた。彼女はその頃、看護士を辞めて、ニューエイジのヒーラーになりたいと思っていた。3つの段階を経て、彼女は次第にイエス様に近づいていった。

まず、話を聞いて心から共感してくれる友人のやさしさに触れた。友人は泣きながら「大変だったね」と言った。彼女は、「こんなに自分を思ってくれる人がいるのか」と思った。そして、友人の信じていたイエス様に対して心を開くようになった。

次に、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」という聖書の言葉を聞いた。何ができるかとか、何を持っているかとかが人間の価値を決めるのではない。神はいつも、ありのままの自分を愛してくださることを悟った。

最後に、神との直接的な交わりを経験した。ある日友人に導かれて、「自分には愛される価値などない」と思った具体的な過去の出来事を思い返していた。勇気を出して、「イエス様、あなたはあのとき、どこにおられたのですか」と問いかけてみた。

すると、イエス様がご自身を「まばゆい光」として現わされた。光に包まれた彼女は、「この方は、私を利用したり、陥れたり、裏切ったりしない真実な方だ」と感じた。そして、「恐れずに、私を信じてすべてを委ねなさい」と言われる声を聞いた。

彼女は、その場で「信じます」と告白し、神に従っていくことを選んだのだそうだ。霊的経験と共同体と真理提示という3種類の複合的なアプローチで、今後もニューエイジ系の人々が救われてくるし、救われた人が成長していくのだろうな、と思う。

 

テモテへの第2の手紙
神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。