■キリスト直結(4) – それが福音

5Wの豆球を100Wの白熱球に付け替えるなら、部屋は20倍の明るさになります。すると、本は読みやすくなるし、部屋の中を見渡せて活動しやすくなります。用途にもよりますが普通に生活することを考えると、「いくらなんでも5Wは暗すぎる。電球は100Wの方が良い」ということなるでしょう。

ところが、朝になり太陽が昇ると、5Wと100Wの違いは問題ではなくなります。太陽から放たれるエネルギーは、「3.85×10の26乗」ワットなのだそうです。これは、100ワット電球の385000000000000000000000000個分(0が24個)に相当します。1秒間に太陽が放出するエネルギーの量は、文明の始まり以来、人類が消費してきたエネルギーの総量よりも大きいと言われています。

人間同士が優劣を競いあうのは、まるで電球の明るさを比べあうようなものです。圧倒的な神の存在の前では、人間同士の能力の違いなど意味のないことです。日の下では、すべての電球は同じように色あせて見えます。電気が点いているかどうかさえ、よく見ないとわかりません。

以前ある方が、他の人から批判されて次のように言い放ったことを思い出します。「1日でも、吉村太郎(仮名)をやってみろ。やれるはずないだろ。俺と同じぐらい仕事ができるようになってから文句を言え。」彼の努力を思うときに、その気持ちは分からないでもないのですが、神はこの言葉を聞いて笑っておられるかもしれません。人間が自分の力で成し遂げることができることは、神の前では無きに等しいことです。