■イヌ派とネコ派への警告

紹介文
イヌ好きの人とネコ好きの人とでは、ネコ派の方が人間関係を円滑に結びやすいのだそうです。イヌ派の場合は、こちらが関わることによって相手が変わるはずだという前提で接しますが、ネコ派は相手に関わること自体を避けようとするし、自分がどのように関わっても相手が変わることはないと思って接するからです。

聖書にはイヌ派に対する警告があります。他者の考えが曲がっているなと思うときにでも、自分の意見を絶対視しないで、それはそれとして置いておく方がよいことがあります。他方、ネコ派に対する警告もあります。飽くことなく善を行なおうとするならば、他者に無関心でいることはできません。隣人を自分のように愛することが、なすべきことの基本だからです。

イヌ派もネコ派も、いつ、どのように、どれだけ、誰と共にかかわるのかということを教えていただきながら生活しましょう。


イヌ好き(イヌ派)の人とネコ好き(ネコ派)の人とでは、人間関係の結び方に違いがあるという論があります。意外にも、ネコ派の方が人間関係を円滑に結びやすいのだそうです。

イヌ派の場合は、こちらが関わることによって相手が変わるはずだという前提で接しますが、ネコ派は相手に関わること自体を避けようとするし、自分がどのように関わっても相手が変わることはないと思って接するのだとか…。

実際人間は、それほど急に成長したり変わったりするものではないので、イヌ派は変わらない相手に苛立ったり、変えることができない自分に失望したりするそうです。一方、ネコ派は、相手は自立していて、自分の思うようには変わらないものだという前提でつきあうので、より現実的な対応ができるようです。

確かに「相手を変えてやる」などというような過剰な期待を抱いて接すると失望することが多いでしょうし、そもそも、そういうことができるのかと根本的に問う必要もあります。けれども、自分がどんなに努力をしても相手はまったく変わらないと考えるなら、最初から人材育成などできないということになってしまいます。