■留まるというレッスン

ルカ10章1節
その後、主は、別に七十人を定め、ご自分が行くつもりのすべての町や村へ、ふたりずつ先にお遣わしになった。

イエス様は12人の他に72人(または70人)を派遣された。すでに派遣された経験のある12人は、宣教地に行かないで、イエス様と一緒に留まった。彼らが留まったことには、どういう意味があるのだろう。3つ答えを考えた。

1:72人が自分たちのコーチなしに、狼のいる宣教地に、何も持たずに行くことにより、彼ら自身が、自立的に神との関係を持つようになった。

2 :12人は、自分が先頭に立って行かないで、より経験のない者を遣わすという経験をすることにより、本当の育成者である神に、弟子たちを委ねることを学んだ。

3 :イエス様が召天された後、弟子たちの集団に、経験がない者であっても神を信頼して大胆に派遣していくという「遣わす文化」が根付いた。

イエス様は、いつも地域や国が勝ち取られるという目的のために、戦略的に弟子を育成し、戦略的に弟子を派遣されたんだなあ、と思った。