■福音のための大使

 

パウロは、「口を開くとき、語るべきことばが与えられ、福音の奥義を大胆に知らせることができるように私のためにも祈ってください。」(エペソ6章19節)と書いた。獄中からのただ1つの祈りの要請が、導きの中で福音を大胆に語ることだった。

「一番小さな」彼が、恵みを受けたのは、「キリストの測りがたい富を異邦人に宣べ伝え、また、万物を創造された神の中に世々隠されていた奥義を実行に移す務めが何であるかを明らかにするため」(3章8、9節)だった。彼は使命を常に優先した。

「福音のための大使」として、「鎖につながれていても、語るべきことを大胆に語」る(6章20節)ことを願った。使徒たちは迫害の中で、「大胆に語らせてください」(使徒4章29節)と祈った。萎縮せずに、人前で、神と自分の関係を表現し続けた。

神は「人の心に永遠への思いを与えられた。」(伝道者3章11節)人はキリストなしで満足できない。神は隣人の「心を開いて、」(使徒16章14節)語ることに心を留めるようになさるだろう。「機会を十分に生かして用いなさい。」(エペソ5章16節)

 

テモテへの第2の手紙4章2節
みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。