■おとなの階段のぼる!

二人の幼い子どもがアニメのキャラクターについて懸命に説明してくれました。そのアニメにはたくさんの登場人物がいるようで、彼らがどんな能力を持っていてどう行動するかを、目を輝かせながら、争うように話してくれました。子どもらしくてかわいらしいなあと思いました。
 
けれども、これらの子どもたちがおとなになる頃には、より重要な責任ある課題に目を向けることでしょう。コリント人への第一の手紙13章11節では、おとなになると子どもらしいことを捨てると記されています。
 
「私が子どもであったときには、子どもとして話し、子どもとして考え、子どもとして論じましたが、おとなになったときには、子どものことをやめました。」
 
この言葉の文脈は、私たちの地上における歩みが終って、天で神の栄光を正面から見るようになったときの描写です。そのときには、不完全で部分的にしか現実を認識することができない今の私たちの生活は、まるで子ども時代にたとえられるようなものでしかないと言うのです。