■仏頂面対処法 – 追加案

 

前回の「仏頂面対処法試案」を読んだ方が、第4番目の対処法があると教えてくださった。これは見方によると上級者向きと言うこともできるが、キリスト者として本質的な提案である。答えは、仏頂面をしている人を愛して、祝福を祈ることだ。

「わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」(ヨハネ13・34)自分がどれだけ愛されているかを思うなら、そういう表情の人であっても、祝福できないはずはない。もちろん、感情の整理は必要ではある。

こう言われて、麻薬常習者の更生を助けた友人の話を思い出した。LTGをしても、12ステップをしても効果なし。とうとう最終手段に出た。自分に麻薬を売った売人に福音を伝えることだ。危険を伴うことなので導きなしには真似しないでください。

売人には十代の子どもがいた。売人自身はまったく福音に関心を示さなかったが、そばで聞いていた子どもがイエス様を受け入れた。この日を境に麻薬を止めることができたそうだ。「攻撃は最大の防御なり」にちなんで、「愛は最大の解決法なり」。

 

第1コリント13章1-3節
たとい、私が人の異言や、御使いの異言で話しても、愛がないなら、やかましいどらや、うるさいシンバルと同じです。また、たとい私が預言の賜物を持っており、またあらゆる奥義とあらゆる知識とに通じ、また、山を動かすほどの完全な信仰を持っていても、愛がないなら、何の値うちもありません。また、たとい私が持っている物の全部を貧しい人たちに分け与え、また私のからだを焼かれるために渡しても、愛がなければ、何の役にも立ちません。