■1日に100人救われてきたら…

大きな災害の発生が、すぐそこまで近づいていると感じています。災害というのは、地震や津波や台風などの天災だけではなく、戦争に巻き込まれたり、金融危機に陥ったりすることも考えられます。あるいはそのミックスなのかもしれません。

大災害に会うことは悲しく辛いことで、それが起こらないようにと祈っていますが、神がそれを許されるのだとするなら、災害によって震われないものを明らかにされるためなのだと思います。

「決して揺り動かされることのないものが残るために、すべての造られた、揺り動かされるものが取り除かれる」(ヘブル12:27)という種類の出来事が、最終的な裁きが来る前に起こるのだとするなら、それは日本に対する神のご配慮なのだとも考えることができます。

2014年1月18日、スリランカ出身の友人が、災害が起こるときにはもう1つのことが同時に起こると言いました。それは、霊的な赤ちゃんの誕生です。多くの赤ちゃんが産まれるので、そのためによく準備するようにと進言してくれました。

霊的な母親たちや父親たちが、今ほど必要となっているときはありません。災害が起こったときに、多くの回心者を育てるワーカーたちが忙しく働いている状態なら、それらの者たちの信仰や希望や愛は「決して揺り動かされることのないもの」の1つなのだと思います。

実はこの原稿を書いている2014年3月末の時点でも、かつてないほど多くのビジネスパーソンが一度に10人、20人とイエスさまに従う決心をするという現象が起こっています。ほとんどが男性で、その三分の二ほどがビジネスオーナーです。そのこと自体は特筆すべきことではあるのですが、次に災害が起こった後の状態の比ではないと考えています。

それで、「1日に100人救われたら」その人たちをどう育てるか、ということについて、今のうちに考えをまとめておくことにしました。第1に、救いへの招きと、第2に、回心直後 のチャレンジ、第3にその後のフォローアップという順番で論じます。