■まっすぐに見る

紹介文
皆さんは、自分が持つ「ものごとの見かた」のクセを意識することはあるでしょうか? 巷ではものごとに対する様々な見かたや考え方が紹介されていますが、意識的に見かたを選ぶということをあなたはするでしょうか? ものごとをどう見るかによって、私たちの信仰生活や人生の質が変わってきます。

わたしの場合、「ものごとの見かた」におけるもっとも重要なポイントは、まず「まっすぐに見る」ということだと思っています。今回はこのテーマで書かせていただきます。


皆さんは、自分が持つ「ものごとの見かた」のクセを意識することはあるでしょうか?

最近、ニュースの真実性の疑わしさがしばしば取りざたされるようになり、発信者の責任についての議論も盛り上がっていますが、そもそも各個人がものごとをどのような見かたで見るべきかについて考えておかなくてはいけないのではないかと感じています。今回は、この「見かた」に関して書きたいと思います。

「見かた」というものは非常に重要で、結果を大きく左右するほど影響力があるものです。当たり前のことですが、何かに関する「事実」は本質的にひとつであり、本当の意味では誰に対しても同じはずです。しかし、同じ事実に対しても、ある人は希望にあふれ、ある人は絶望します。このような差を生み出すのが「見かた」です。