■愛することを経験してみたい

19歳の女の子が、イエス様を信じた後、すぐに学校で証をしだした。学校の廊下で、聖書を開き、友人に「ここに書いてある通りのことが起こった」と言った。

孤独だった彼女が、神の愛を経験した話を聞くと、友だちは聞いている間に泣きだした。そして、「私もそれがほしい」と言った。

彼女は下宿先の自分の部屋で、すでに2人の友だちに洗礼を授けている。それだけではなく、彼女たちをキリストの弟子として育てようとしている。

どうして、すぐにイエス様のことを友だちに話そうとしたの、と聞いてみた。彼女は答えた。
「はじめは、イエス様のことを話すと、変な人だと思われるんじゃないかなと思って、恐れました。仲間はずれにされるのは嫌ですから…。でも、私はこれまで、自分が愛されることばかりを求めてきたな、と思ったんです。」

「だから、今度は愛することを経験してみたい、と思いました。そこで、ある日学校へ行く前に『今日、誰を愛したらいいですか。どう愛したらいいですか』と祈ってみたんです。」

「そうしたら、不思議なことに、すぐに話す機会が与えられました。また、自然にスラスラ話すことができました。」

使徒の働き20章35節
受けるよりも与えるほうが幸いである。