2020年7月16日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:1 (ロバート・バンクス著、三上章訳) この文章は、初代教会の様子を現代のクリスチャンに伝えることを目的としており、綿密な考古学的研究の成果によるものです。 著者ロバート・バンクス氏はオーストラリア・シドニーにあるマッコーリ […]
2020年7月16日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:2 その1 ユダヤ人夫妻からの招待 私の名前はプブリウスです。 正確には、プブリウス・バレリウス・アミキウス・ルフスです。 出身はピリピです。 ピリピは、マケドニアにある比較的新しい植民地ですが、マケドニアの土壌にあるにもか […]
2020年7月16日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:3 その3 新しい世界観 もう一つの建物は、事実上、三つのアパートに分割されていました。 一つは、敷地の裏側にあるギリシャ式庭園に面しており、他の二つのうち一方は長方形で、他方はL字形をしたより大きなものですが、それらは表側 […]
2020年7月16日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:4 その4 熱烈なあいさつ 私的な宗教団体や哲学者たちの晩餐会については聞いたことがありますが、もっとも、私はそういったものに出席するという危ない特権にあずかったことはありません。 クレメンスは、アクラの家の集まりはそういう […]
2020年7月16日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:5 その6 招かれた顔ぶれ 私はじきにその奴隷の主人に紹介されました。彼の名はアリストブーロスといい、かなり責任ある公職についている人でした。 その仕事について私たちはしばらく話をしていましたが、話があまり進まないうちに、ア […]
2020年7月16日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:6 その7 食事の始まり 何人かが着きました。 ユダヤ人の織工とその妻と魅力的な娘2人が、皆からあいさつを受けながら、他のテーブルの人たちのところに加わりました。 数歩後ろに自由民が2人おり、彼らは私たちのテーブルの空いてい […]
2020年7月15日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:7 その9 病気に関する議論 その後、私はもっと広いことがらに関する会話へと導かれました。 そのなかで尋ねられたのは、とても多くの奇跡が起こっているとされる東方のいやしの大神殿について、旅行中に話を聞いたことがあるかというこ […]
2020年7月15日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:8 その11 自由民になるということ 「はい、本当に困った問題があるのです。 というのも、アリストブーロスさんにも関係があることなのです。 でも、そのことを皆さんに話すように彼は私を励ましてくれました。 その問題とは、アリス […]
2020年7月15日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:9 その13 アリストブーロスの話 この最後の料理の間に、私は再びアクラに話しかけ、もう一度彼のポントゥス時代のことに話を向けることができました。 彼は過去にその地で経験したことや、その地域の現在直接に交流のある人たちのこと […]
2020年7月15日 / 最終更新日時 : 2020年7月17日 けんたろ 紀元1世紀の教会出席 紀元1世紀の教会出席:10 その15 テュロの涙 歌が終わるとすぐに、クレメンスが目を閉じて彼の神に祈り始めました。 彼もアクラと同じように、まったく普通に話しました。 あたかも彼の神が同じ部屋にいる親しい顔見知りであるかのようにです。 クレメンス […]