■イスラム教徒の友人にイエス様を紹介する(5)

ある人たちは長年イスラム圏の文化やイスラム教について研究してからイスラム教の人たちと関わります。ところが、私の場合は、何も知らずにイスラム教の人たちと関わるようになりました。以前は、イスラム教の人たちを恐れ、できるだけ避けたいと思っていました。

イスラム圏で暮らすようになる前にも、日本やアメリカでイスラム教の人たちと接する機会がありました。残念ながら、その人たちに対して私は、このRAC通信の記事で私自身が「やってはならない」と書いたことすべてをやってしまいました。

結果はもちろん悲惨でした。私と話をしたイスラム教徒の人たちは、私のせいでクリスチャンに対して嫌な印象を持ったことでしょう。私も彼らに対して嫌な印象を持ちました。そんな私をイスラム圏に放り込んでくださったのは、神様の恵みだったのではないかと今は思います。

イスラム圏で生活するようになっても多くの失敗をしました。でも散々失礼なことをする私に、イスラム教徒の友人たちは寛容な態度で接してくださいました。そのような彼らを人として尊敬し、大切に思うようになりました。だからこそ、一層彼らにイエス様を知ってほしいと思うようになりました。

私が関わった国々は、建前としては政教分離しているいわゆる「穏健」な国から、イスラム教から改宗すると法で罰せられる国まで様々でしたが、厳しい国々でも、イエス様を紹介する機会が多く与えられました。

次に紹介するいくつかの事例は、戒律が厳しい国で経験したストーリーです。概要を紹介した後に、それぞれの状況の中で私がどのように原則を適用したのかを示します。