■クリスチャンの成長から弟子育成へ

20年間、私は熱心なクリスチャンでした。教会に通っていて、小グループに属していて、奉仕に参加していて、友だちにイエス様の話をしていました。クリスチャン信仰は私の人生の大きな部分を占めていました。そして、神学校に行って宣教師になりました。

けれども、イエス様との関係がその深さでも質でも大きく変わったのは、ここ数年のことです。この変化をもたらしたものは何でしょうか? 一番の要因は、重点の置き方が変わったことだと思います。以前はクリスチャンとして成長する事を目指していました。今は、弟子として生きるということが中心になりました。イエス様は「あらゆる国の人々をクリスチャンとしなさい」ではなく、「あらゆる国の人々を弟子としなさい」と命じられました(マタイ28:19)。

クリスチャンと弟子の違いは何でしょうか? まず、「クリスチャンとして成長すること」と「弟子として生きること」の違いについて考えてみましょう。私はクリスチャンとして成長したいと思っていましたが、具体的にどうすれば成長するのか、はっきりわかりませんでした。私が想像したクリスチャンの成長は、植物の成長のようなイメージでした。

植物は、環境、土、栄養がよければ何もしなくても自然に成長します。成長するために、植物が頑張って何かをする必要はありません。クリスチャンも、教会に通って、説教を聞いていれば、自然に成長すると思っていました。でも私は自分が成長しているような気がしませんでした。正直に言うと、自分が本当に成長しているのかどうか分かりませんでした。成長していなかったのかもしれません。