■共に歩む奉仕
前回の記事で、「弟子訓練のサークル」について紹介しました。毎週、4、5人の仲間が集まり、1週間の間に神様が何を語ってくださったか、ということについて、また神に語られたことをどう実行するか、ということを分かち合います。神様が数人のメンバーに同じことを語られることがよくありました。「神様と一緒に時間を過ごす習慣を身につける」という課題は、複数のメンバーに対して、神様が何回も語られたテーマでした。
ある人は、「人生のリズムの『半円』」の教えを通して、日課を決めるように神様が語っておられると感じました。毎日神様と向き合う時間を過ごすこと。そして、毎週土曜日、勉強と休憩のバランスを取るために休むことを決めました。彼女にとって、決めてから実行するまではあまり時間がかかりませんでした。一週間経って振り返ってみると、毎日神様と向き合う時間を確保することができていました。その証を聞いて、皆が彼女のことで喜びました。
他の人は、より深い神様との関係を結びたかったのですが、祈っていても「義理で祈っているだけだ」という感じでした。同じグループの他の人も同様の悩みを持っていたので、いろいろなやり方を勧めました。結局、祈るための時間を長めに取ると決めました。神とゆっくり交わるための時間を確保するためには、他の用事を整理しなければなりませんでした。
もう一人の人の課題は、すぐには解決できませんでした。彼は神様から「毎朝、その日にすることを私の前に委ねなさい。私があなたの一日を管理してあげるから」と言われていました。それで、神に祈る時間を毎朝持ちたいと思ったのですが、何回計画を立てて取り組んでも習慣化することができませんでした。人生のリズムの作り方、祈り方、時間帯の選択など、いろいろ提案しました。しかし、それを聞いたときには喜んで「そうします」と言うのですが、次の集会のときまで続けることができませんでした。