■同性愛 – ジョンの場合
ジョンは、すらっと背が高く、こざっぱりとした格好をして、誰にも優しく接する素敵な男性である。イエス様のことをとても愛していて、生活の中のあらゆる場面で多くの人にイエス様の証をしている。
彼は早い頃から、自分は周囲の同性の子たちとは違うことに気づいていた。他の男の子たちは泥だらけになって遊ぶ。でも自分は泥まみれになるのは嫌だった。他の男の子たちは花など気にも留めないが、自分は花や周りにあるきれいなものがとても好きだった。
思春期になって、違いはもっと明らかになって来た。周囲の男の子たちは好きな女の子の話をするが、その話に自分は入れない。女の子を好きになることに共感できないのである。自分は自然に同性に惹かれるのである。憧れるとかそういうレベルではなく、性的に惹かれるのである。
クリスチャン・ホームで育ち、教会に真面目に通い、クリスチャンのミニストリーに積極的に関わっていたジョンはとても悩んだ。裁かれるのが怖くて、自分の悩みは分かち合えない。なんで自分はこうなんだろうと悩んだ。