アメリカ:シリコンバレーのクリスチャン起業家

2013年12月、Joel News Internationalの発行人マーク・ファン・デル・ウンデはサンフランシスコとシリコンバレーを訪問した。ここはハイテク技術革新で世界をリードする地域である。Google、Apple、Facebookなどの最大手企業に加え、無数の新規事業がここを本拠地とする。

ファン・デル・ウンデは、クリスチャン信仰に基づいて運営されているNGOのリーダーを対象に開かれたテクノロジーフォーラムに出席したが、その機会に神の国の実現を目指すイノベーターや起業家と会って話をした。

「シリコンバレーで働いている多くのクリスチャン起業家は、包括的な視点を持っています。福音というのは生活全体に関わるもので、自分たちの会社は本当の意味で人々に仕え、人々の生活を改善することを目指すべきであると考えているのです。私たちの行動は、建前だけでなく実質的に福音によって形成されるべきものなのです。」とファン・デル・ウンデは語る。

ある起業家はそのことを次のように述べる。「事業は強力なツールだと私たちは考えています。人間の体験を、人間の本来あるべき姿と合致させるためのツールです。貧困や、病気や、環境の悪化などを神様は気に懸けておられて、関わりたいと願っておられると思う
のです。ですから、神様に願うならば、必ず応えてくださると確信しています。」

出典:Joel News
訳者:HIROKO

【RAC通信】 – 2014.03.04号